化政文化

日本史

化政文化(かせいぶんか)とは、江戸時代後期の文化文政時代(1804年 – 1830年)を最盛期として、江戸を中心として発展した町人文化を指す。化政とは文化・文政を略した言葉。浮世絵や滑稽本、歌舞伎、川柳など、一般に現代に知られる江戸期の町人文化の全盛期にあたり、国学や蘭学の大成した時期でもある。広義の定義では、18世紀後半から19世紀前半の非常に長い期間を含む場合がある。

化政文化 - Wikipedia

化政文化

  • 18世紀後半に江戸の商工業発達し、経済・文化の中心が上方から江戸に移り始める
  • 11代将軍 徳川家斉のころの江戸を中心に栄えた町人文化

江戸のにぎやかさのスタートって所なのかな?

文学

  • 小説
    • 十返舎一九「東海道中膝栗毛」
    • 曲亭(滝沢)馬琴「南総里見八犬伝」
  • 俳諧
    • 与謝蕪村「蕪村七部集」
    • 小林一茶「おらが春」
  • 狂歌・川柳なども流行

聞いた事あるわ~って名前と作品ばかり。南総里見八犬伝が今の少年漫画のひな型になっているっていうから、化政文化から男子が面白いと感じる作品は変わってないってことだし、この頃の文化レベルの高さをなんとなくうかがえる。「おらが春」ってタイトルにセンスしか感じない。

絵画

  • 錦絵:18世紀後半に鈴木晴信が始めたとされる多色刷りの版画
    • 喜多川歌麿:ポッピンを吹く女
    • 東洲斎写楽:大谷鬼次、市川鰕蔵
    • 葛飾北斎:富岳三十六景
    • 歌川(安藤)広重:東海道五十三次

このころの絵画も、現代でもよく見るものが多い。東洲斎写楽の市川なんとか蔵ってなんて読むの?って思ってしらべたら「えびぞう」。あの海老蔵?このころからあるんか!ほんで海老って蝦以外にもあるんか!と二重の学びにもなった

学問

  • 国学:仏教や儒教が伝わる前の日本の古来の精神を学ぶ学問。万葉集研究で有名な賀茂真淵の弟子、本居宣長によって大成。
  • 蘭学:オランダ語でヨーロッパの近代的な技術・文学を学ぶ学問
  • 杉田玄白・前野良沢らが「ターヘル=アナトミア」を解体新書として翻訳・出版
  • 長崎の鳴滝塾ではシーボルトが蘭学・医学を教える

学問も一気に近代的なにおいがするようになった。個人的にはやっぱり医学の発展には目を見張るものがあるというか。

地学・科学

  • 伊能忠敬:日本全国を測量
  • 平賀源内:日本発のエレキテル

昔測量の仕事をしていた身としては、伊能忠敬の快挙には頭が下がる思い。壮年期に日本全国を旅して測量しているし、その測量器具は現代のような光波機器などがない。なんなら巻き尺すらないはず。そんな中での頼りは己の歩幅。歩幅で距離を測って日本全国の海岸線の地図を作っていったって言うんだから、気が遠くなる作業。

その精度もかなり高いって言うし。すげー人だよ。

教育

寺子屋 町人や農民の子供が読み書きそろばんを学ぶ 全国各地に存在
藩校 藩が武士の子弟を教育する 明倫館(長州藩)
弘道館(水戸藩)
郷校 藩が武士の子弟に限らず教育を行う 閑谷学校(岡山藩)
私塾 私的な教育機関 緒方洪庵の適塾(大阪)
吉田松陰の松下村塾(長州藩)

寺子屋と私塾はすぐにわかるけど、他の藩校、郷校に関しては初めて知った。藩の武士の子弟に教えるのか、限らずに教えるのか。そういう存在があったんやね。

加えて、長州藩は教育に力を入れていたのがよくわかる。広島は江戸の中期後期から頭脳面で先頭チームに居たのかな?と推測されるし、もしかしたら、それがのちの原爆投下の伏線になってたりするのかな?

芸能

  • 歌舞伎の芝居小屋
  • 落語・講談の寄席
  • 相撲の興行

こちらも現代にも続いている興業の数々。化政文化が芸能文化の土台を作ってるんやね。

生活

  • 伊勢神宮(三重県)
  • 金刀比羅宮(香川県)
  • 善光寺(長野県)

著名な寺院への参拝が一般化したのがこの時期。伊勢神宮などは日本の発祥と深く関係しているから昔から多くの人が参拝しているイメージなんだけど、そうでもないのかな?

こういう寺社仏閣の歴史というのを中心に振り返ってみるのも面白そうだな・・・

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