【書籍】グーグルのマインドフルネス革命の感想

3.0
書籍
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マインドフル瞑想とグーグル。

グーグルというデジタルで頭脳的な集団と、瞑想という神秘性のある精神的な活動。
一見すると相反する関係のように感じるかもしれません。

しかし、グーグルの社内ではマインドフル瞑想を取り入れている社員が増えていて、これからも広がりを見せるかもしれないそうなのです。

なぜなのか。

その背景と、グーグル社内でマインドフルネス瞑想についてを指導されている方の考えが「グーグルのマインドフルネス革命」にまとめられていましたので、読ませていただきました。

※記事内容は執筆時点(修正時点)のものですので、ご了承ください。

グーグルのマインドフルネス革命の概要

グーグルやインテルなど、欧米の有名企業が能力向上のトレーニングとして取り入れている「マインドフルネス」。

「評価や価値判断にとらわれることなく、今の瞬間に意識を向ける」というこの実践は、ストレスの軽減、脳の活性化、チームワークや生産性の向上、創造性の発揮など、様々な効果が注目されている。本書では、グーグルにおけるマインドフルネスプロジェクトの中心人物、ビル・ドウェイン氏へのインタビューとともに、マインドフルネスの魅力とその実践方法を紹介する。

グーグルのマインドフルネス革命

グーグルのマインドフルネス革命の感想

世界の一流企業グーグルでマインドフルネス瞑想を活用する社員が増えている
これがこの本の核となるテーマだと思います。

世界一の頭脳集団と言ってもいいグーグルの社員が、なぜマインドフルネス瞑想を取り入れるのか。
その経緯と現在についてが書かれているのがこの本です。

中でも、次のようなポイントが印象的でした。

科学的裏付けを取り続けた

グーグルで働く社員は全世界の頭のいいエリートの方々ばかりです。

その方たちにマインドフルネス瞑想を実体験の感想やスピリチュアルな話だけで伝えても、”なぜ、そうなのか”という科学的根拠がなければ、貴重な時間をわざわざ割いてまで実践してみようという意欲につながりにくいという背景があります。

重要なのは科学的根拠ですので、その科学的根拠を丁寧に時間をかけて集めた結果、ハーバード大学などでも”マインドフル瞑想は脳科学的にも効果がある”として論文を残すまでに至りました。

効果が科学的に実証されたことによってグーグルでも利用者の広がりを見せました。

強制はしていない

マインドフルネス瞑想は、強制されて実践するとその効果を発揮できないという側面がありますので、グーグルで瞑想を取り入れている社員の方々も決して強制されて瞑想を実践しているわけではありません。

自発的にマインドフルネス瞑想を取り入れてみよう・・・と思って実践している社員が、本の発売時点(2015年)で全社員の10パーセントにあたり、年々増えているそうです。

いきなり10%の社員が実践したわけでも、強制的に実践させられているわけでもありません。

はじめはごく少数の一部の社員が始めたプロジェクトだったものが、効果があるとわかり、広がり、継続しているからこそ、増加傾向にあります。

つまり・・・

マインドフル瞑想を精神性の向上という観点ではなく、”仕事の成果を効果的にあげるため”という観点で分析して、裏付けが取れた。

これがグーグル社員がマインドフルネス瞑想を取り入れる要因として大きかったと思います。

実際、マインドフル瞑想を行うには毎日一定量の時間を割くことが求められますが、その一定量の時間は決して少ないものではありません。推奨されているのは1日45分以上ですので、そこそこまとまった時間を要します。

それをグーグルの社員が瞑想のために使おう!と決断するには、科学的根拠と、仕事の生産性の向上という観点は不可欠ですし、そのいずれにも効果がある裏付けが見られたから取り入れられています。

本の中には、グーグル社員が取り入れている瞑想手法についても書かれています。
それは是非本書をお読みになって体得していただければな・・・と思います。

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