書籍「はじめての認知療法」を購入して読み終わって感じている感想

書籍

自分の思考を変える療法

そんな事を可能にしている心理療法の認知療法。
その第一人者の大野裕さんが書かれた、認知療法の基本から使い方までを教えてくれている書籍「はじめての認知療法」。

マイナス思考が好きな人はいないけど、マイナス思考だと自覚している人は多いと思います。そのマイナス思考を変える事ができますよって事なので、マイナス思考の僕は読んでみました。

その感想をお送りします。

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書籍「はじめての認知療法」とは

認知行動療法についての第一人者の大野先生が、日常生活の中でも活用できるように、認知行動療法を分かりやすく詳しく説明してくれている書籍です。

実際に、認知行動療法でマスターするべきメソッドは非常にシンプルで、読んだ直後から実践できます。

継続して続けていくことで、自身の感情のコントロール力が高まっていくのが実感できる効果的なメソッドです。

精神的に負荷の大きい現代だからこそ、持っておいて損はない知識とスキルです。

書籍「はじめての認知療法」の評判・口コミ

amazonに寄せられている「はじめての認知療法」の評判や口コミをまとめました。
37件の口コミが寄せられていて、5段階のうち3.7という評価を得ています。(記事執筆時点)

良い口コミ

今までバーンズ先生のいやな気分よさようならなどを読んできましたが、いささか合理的すぎる部分があるなと思い、モヤモヤしたものがありました。

この本は日本で認知行動療法を実践している方の第一人者、大野さんの手によるものです。書き方もとても日本人らしい気遣いや思いやりに基づいたもので、するすると心と頭に染み渡ります。

また、認知行動療法の理論を簡潔に明快に記しているので、今まで勘違いしていた部分もあったのだなと気づきました。

また行動活性化や問題解決についても書かれていてバランスが良いです。
大抵はコラム法と呼ばれる認知再構成のみの記述で終わる本が多いので。
とてもオススメの一冊なので、認知行動療法について最初に学ぶのにベストな一冊です!!

悪い口コミ

とてもよくできた本ですが、初心者にはスキーマが、ときには心の法則、ときには心の癖、ときには心の規則と表現され、ちょっと迷います。

例えば、本の1ページ目に本書に出てくる専門用語、例えば自動思考、スキーマ等について説明してしまい、読み進んでわからなくなったらそのページ戻って確認するという本の作り方の方がこの種の本は読みやすいにかもしれません。

「はじめての認知療法」の感想マトリクス

実は、すでに数冊、この手の本を読んでいた僕には、「お!」という目新しさはありませんでした。

ただ、日本における第一人者の見解、考え方を知りたいという事で目を通してみました。

そんな僕が簡単に感じたことをマトリクス形式にして表現するとこうなります。

感情の捉え方がわからない感情の捉え方がわかる
メソッドが分かる
メソッドが分からない

本を読むことで、この☆の位置に行けるというのが僕の実感です。
そして、☆以外の位置で僕はウロウロとしていた時期が長くあります。

感情が行動に大きな影響を与えているけど、その感情をどう捉えて、どう整理すればいいのかわからない・・・と思っている時期がありました。

また、感情を変えるためには思考を変える事が大切だという事もわかってはいたけど、どんなメソッドがあるのか、どう使えばいいのかがわからないという状態も長く続いていました。

それを一気に解決してくれたように思います。

中でも、次のような点はとても勉強になりました。

コラム法を使えるようになれる

認知行動療法を実践する基本メソッドは、コラム法とよばれる、認知を再構成するためのメソッドです。

どんな状況に置いて、どんな気分になり、どう考えたのか。

基本的にはこの3つのなのですが、それを細分化していく事で、より具体的に特定の状況における自分の思考を認知して、修正をしていく事ができます。

また、思考が変わり気分が変わることで相当な変化を起こしているとも言えるのですが、その変化を加速させるために行動をどう改善していけばいいのかを見つける問題解決メソッドにまで短い書籍ながらシッカリと言及されています。

一冊あれば、完全とまではいかなくても、素人が日常生活レベルで認知行動療法を使えるレベルには充分な知識とスキルを習得できると思います。

これを無意識レベルで実践できるようにするだけで、感情への向き合い方が相当楽になりますよ。

認知行動療法はシンプルだからこそ奥が深い

いざ実践してみて思うのが、シンプルなメソッドだからスグに実践できます。

感情への向き合い方をマスターしたい!と思っているあなたには、とてもオススメな一冊です。

ただ、シンプルゆえに深い!。

例えば、認知した後の考え方の部分(根拠と反証)の部分は、慣れないうちは非常にあいまいで大雑把なものしかでてきません。

しかも、それが事実に基づいたものと、憶測や推測というレベルのモノが混在するので、そこを見抜く眼力?能力?のようなものがかなり重要。

また、その考え方が、どういう偏りを持っているのかを判断するのも素人の場合は少々難解。どれにも該当する気がするけど、どれにも該当するって事は、どれでもないってことだよな・・・と、考え込んでしまう事もあります。

専門家がついてやるほうが良いとされるのは、このあたりの事なんだろうな・・・と感じました。

とはいえ、1つ、また1つと分からないなりにやっていくと、自分の思考が上手に整理され、気分も改善されていく事が実感できていますので、このまま続けていこうかなと思っています。

恐らく、1年ほど続けた時には、脳内のメカニズムがガラッと変わってしまってんじゃないの?という期待すらもてました。

もし、同じ事の繰り返しに嫌気がさしていたり、不安な場面でいつも同じ行動を取ってしまう事に凹んでいるのなら、一度手に取ってみてください。

多くの方が改善へと向かわれているメソッドなので、もしかしたら、「はじめての認知療法」を読むことがあなたを変えるチャンスかもしれませんよ。

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