【書籍】心におりあいをつけてうまいことやる習慣の感想

書籍

※記事内容は執筆時点(修正時点)のものですので、ご了承ください。

つらいな・・・

ありますよね?そう思う瞬間。

失恋やら、仕事やら、勉強やら、どうにも上手くいかないことがあったりしたときに、つれーなーって思うもんです。

僕もこれを書く5分前に一回「つら」って言ってますからね。

では、心の専門家はつらって思わないのか。
人生のベテランともいえる先輩たちは「つら」って思わないのか。

どうでしょう?どう思います?

その2つの疑問を一気に解決してくれる素晴らしいお方が書いた本が「心におりあいをつけてうまいことやる習慣」って本なんです。

書かれたのは御年90を超える女性精神科医の先生。

人生のベテランで、精神科医で。
しかも女性というのも社会を見つめるまなざしとしては非常に興味深いところですが、人生のベテランであり精神科医という視点で、今つらいと感じている方に伝えたいことが書かれた本を読みました。

いろいろな精神科関係の本がありますが、異色であり面白いですよ。とても。

心に折り合いをつけてうまいことやる習慣について

まず著書「心におりあいをつけてうまいことやる習慣」と著者の「中村 恒子」さんについて簡単に説明をしたいと思います。

心におりあいをつけてうまいことやる習慣について

中村恒子先生は、1945(昭和20)年・終戦迫る6月に医者になるため16歳でたった一人、広島の尾道から大阪へ出てきました。

その後、89歳の現在までずっと精神科医として働いてこられました。つい最近まで週6日フルタイム勤務を続け、2017年の8月からようやく週4日勤務に減らされたばかり。
身長148センチ、体重40キロ足らずの小さな体からは、温かく深い慈愛のこもった言葉が発せられます。

その言葉で、患者さんたちは再び生きる勇気を復活させるのです。それは、弱々しく細ったろうそくの光がゆるゆると輝き、力強い炎を取り戻していくかのようです。

もちろん、患者さんだけではありません。恒子先生にかかわる人の多くが、そのたんたんと働く姿、その人柄にふれることで、力をもらって元気になっていくのです。
今回、聞き書きをさせていただいた私自身もその一人です。

先生の生き方は、一言でいうと「日々たんたん」。決してスマートではなく、効率的でもないのですが、いつでも目の前のことに徹して生きています。そして、そこにまったく無理がないように見えるのです。

どこまでも自然な姿に、「ああ、こんなふうに生きてもいいのか」「こんなふうに生きればいいのか」そんな気づきを与えてくれます。

どうしたら、恒子先生のように日々たんたんと生きていくことができるのか? 結果としてそれが「うまいことやる」ことになるのか? その波乱万丈な半生を含め、ぜひ最後までお楽しみください。

著者「中村 恒子」さんについて

1929年生まれ。精神科医。
1945年6月、終戦の2か月前に医師になるために広島県尾道市から一人で大阪へ、混乱の時代に精神科医となる。二人の子どもの子育てを並行しながら勤務医として働き、2017年7月(88歳)まで週6日フルタイムで外来・病棟診療を続けている(8月から週4日のフルタイム勤務となる)。「いつお迎えが来ても悔いなし」の心境にて生涯現役医師を続けている。

心におりあいをつけてうまいことやる習慣のポイント

まず、とても読みやすい本なんです。

難しい専門用語が出てきませんし、先生が自身の体験を交えながら語っている内容になっていますので、すらすらーって読めます。

その中から、これは知っておいたら得やで~ってことをお伝えさせていただきます。

どちらでもいい!選ぶことが大切

僕たちって二択で考えてしまう部分がありますよね?

正しいとか間違っているとか。
損とか得とか。

そういうものにとらわれるのが人間って言えばそれまでかもしれませんが、その二択にとらわれてしまうからこそ、心を痛めていくっていう部分もあると思いませんか?

良かれと思ってやったことだけど、後から考えると「あれでよかったのかな・・・」って思ったり。

そういうことありますよね?
それを後悔って言ったりしますが、先生曰く、どちらでもいいんですよってこと。

あなたが正しくても、間違っていてもどちらでもいいし、得をしても、損してもいいし、ずるくてもいいし、みみっちくてもいいよって。

どちらでもいいんですよ。
大切なのは、それをあなたが選んでるのかどうかってこと。そこが一番大切ですよってことをおっしゃってます。

例えると、告白をして失敗したとします。結果だけを見れば失敗ですからダメだと言えるかもしれないけど、思いを告げようと決断して、行動を起こしたということ。そこに自分の意志があるからこそ価値があるんですよってことです。

世の中的にはこうだから・・・とか、普通はこうだから・・・とかではなくて、あなたの意志で選んだということが何よりも大切ですよってこと。

まずここが1点目です。

幸せとか考えなくていい

今の世の中、幸せって言葉をよく使います。

かくいう僕も幸せって言葉をけっこう使ってます。あなたはいかがでしょう?
使ってません?

先生曰く「幸せ」とかを意識しなくてもいいそうです。

なぜか。
他人との比較をしてしまうからです。

幸せになろう!とか、幸せってなに?と思うと、どうしても周囲を参考にしようとしてしまいます。人間の癖ですから仕方がないことなのですが、周囲を見渡せば、いろいろな幸せが見えてきます。

幸せがうつるたびに、それをもっていない自分、そうじゃない自分が相対的に不幸だと感じてしまい落ち込みます。

先生曰く、そうやって幸せを意識するほど不幸になって落ち込んで、そこから抜け出そうと幸せを求めて、また周囲と比較して落ち込んで・・・というサイクルにはまる人が結構多いそうなんです。(ぎくう)

だから、幸せを考えなくてもええで、別に不幸でもええやん。

それでも、どうやって生きるのかを自分の意志で選ぶことができれば、そこに充実感や幸せ感はありますよっていう、一点目の「どちらでもいい」って話とつながるんです。

つまり・・・

僕が心理学を勉強しているときに中庸って言葉をよく聞きました。
どちらでもないニュートラルな状態を指した言葉ですが、それを是とするという考え方です。

先生の考え方も、それと同じなんだな・・・というのが本を読んで第一に感じた僕の感想です。

読んでいるうちに自分の心がどんどん真ん中に行くんですよ。

「あれ?さっきまで悩んでたあれ、言うほど大きな問題じゃないな・・・」とか思うようになっちゃうんですよ。(本を読んだだけですぐに影響されるから心が安定しないんじゃないの?という辛辣なツッコミは受け付けてませんよ!)

言葉が心をほぐしていく感覚というものを本を通して味わえました。

あなたがもし心がしんどいな・・・って思っている時には是非手に取って読んでみてください。心がほぐれますよ。心フレークになりますよ。

特に自分の意見を強く持ちすぎるあなた。
強い意見を持つのは時には大切だけど、強すぎるために理解を得にくくて孤独を感じることがあるあなたには、結構刺さりますよ。

どうぞ手に取ってみてください。

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