自己受容感を高めるための方法とポイント

自分を愛する

自分自身を全て受け容れる

それを”自己受容する”と言います。

自分を好きになり、自分のしたい事をして幸せになるために土台でもあり、その一歩目として不可欠なプロセスだと心理学では言われています。

その自己受容を進める事を”自己受容感を高める”と言います。
では自己受容感を高めるにはどうすればいいのかについてまとめました。

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自己受容感を高めるための3ステップ

自己受容を、特に自分一人で進めていくのはどうすればいいのかについて、手順に沿って、説明をさせて頂きます。

感情を受け止める

自分の感情をそのまま受け止める。
感じた事をそのまま感じる意識で、自分自身の感情を受け止める練習を重ねていく事が第一歩です。

いかなる感情であっても、それを感じている自分に気付いてあげる練習です。

喜怒哀楽、様々な感情を自分は感じているんだな・・・と気づく感性、アンテナを磨いていく事が自己受容を進める上でとても大切になってきます。

「今悲しんでいるよな・・・」とか「今、何もする気が起きたいな・・・」とか、感じている事をそのまま感じ取る練習をするのが第一段階です。

ネガティブな部分を受け容れる

できない事や、ダメな事があると、どうしても自分に対して厳しく批判的になります。それを受け止めるのが第二段階目です。

できない事があったとしても、「うん、今回はできなかったね・・・」と受け止めてあげる。

ダメな事があったとしても、「うん、ダメだったね・・・」と受け止めてあげる。

自分を責めたり、罰したりするのではなくて、出来事や事実をそのまま受け止める事を意識してみてください。

ポジティブな部分も受け容れる

自分自身のポジティブな一面も受け容れてあげるのが第三段階です。

嬉しい!楽しい!と感じている自分を受け容れてあげる事はもちろん、出来る事、できた事、頑張ったこと、したい事を認めてあげる。

やろう!やりたい!したい!と思っている自分の気持ちを認めて上げる段階です。

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自己受容・自己受容感とは何か

自分の良い面とダメな面をそのまま受け止めてあげる事ができれば、自己受容が出来ている状態と言います。

ただ、その理解を更に深める事によって、自己受容感を高める速度を上げる事もできますので、自己受容とは何かについて解説させて頂きます。

人間心理学における”受容”

人間心理学における受容について、ウィキペディアにはこう書かれています。

 人間心理学におけるアクセプタンス(Acceptance)、受容(じゅよう)とは、その人が置かれた現実の状況について、変化や抵抗しようとせずに、その過程や状況を理解しようとする姿である。その多くはネガティブで不快な状況である。

アクセプタンス wikipedelia

ネガティブで不快な状況を変えようとせずに、そのまま受け入れる姿勢の事を受容と言います。

自己受容とは

受容とはありのままを受け容れることを意味していて、それを自分自身に当てはめる事を自己受容と言います。

 自己受容(Self-acceptance)とは、あなたが今置かれている状況を愛し、満足することである。いまの時点の自分を、評価し、検証し、受け入れ、サポートすることを、自分自身と合意することである。

アクセプタンス wikipedelia

自分自身の良い所も悪い所も認め、良い状況も悪い状況もそのまま受け入れる事を自己受容と言います。

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自己受容・自己肯定・他者受容の違い

自己受容への理解を進める上で、次のような似たような言葉、似たような意味を持つ言葉に惑わされる事があります。

  • 自己肯定
  • 他者受容

それぞれの意味と違いを把握しておくほうが自己受容を進めやすいと思いますので、それぞれの意味と違いを紹介させて頂きます。

自己肯定と自己受容の違い

自己肯定は、自分を肯定してあげるという意味を持つ言葉です。

心理カウンセラーによって定義があいまいな言葉ではありますが、おおむね「自分の良い面に光をあてる意識」として使われる事が多いようです。

自己受容は、良い面も悪い面もジャッジせずにそのまま認めるという意味の言葉ですので、自己肯定とは方向性が違います。

(悪い面を受け容れる自己受容と同じ意味で自己肯定という言葉を使っている方もいるため、混乱を招きやすいワードナンバー1です)

他者受容と自己受容の違い

他者受容は、自己受容の概念を他者に向けたものだと思って頂くと良いかと思います。

自分をありのままに受け容れるのが自己受容ですが、他者受容は「相手をありのままに受け容れる」ということです。

自己受容が進むと、同時に他者受容の能力も高まります。

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自己受容がもたらす効果

自己受容が進んむと、あなたの人生を大きく変える事にもなるかもしれません。
そう言えるぐらいに、あなたに大きな変化をもたらすのが自己受容感です。

一言で言えば「今のあなたでもOK」という緩やかで穏やかな感覚を心の中に持つ事ができます。

自分を好きになる土台が作れる

自己受容そのものが進む事で、自分自身を好きだな・・・という感覚を養う事ができますが、実際には「好き」になる土台が生まれるという感覚に近いと思います。

「自分は自分で良いんだ・・・」という安心感が芽生えるという感覚です。

その上に、そんな自分が好きだと思える感覚(自己肯定感)が育っていきます。

他者に振り回されなくなる

自己受容が進むと、他者との比較が少なくなります。

これは、逆にいうと、自己受容が進んでいない部分では他者との比較が生じていて、無意識的な競争が常にあるという事でもあります。

例えば、身長が伸びる成長期には、他者との背の高さを比べて一喜一憂したり、それがコンプレックスになったりした人も居ると思います。

でも、大人になり身長が伸びなくなった時に、自分自身の身長を受け容れるようになり、他者との競争がなくなっていったはずです。

自己受容が進んでいくと「自分はこうなんだ」という感覚がうまれますので、競争をする理由がなくなっていきますので、他者に振り回される事が減っていきます。

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自己受容感をより速く高めるために

自己受容とは何か、その理解を深める事でさらに自己受容感を高める事ができます。
その自己受容の理解を深めるために、次のような方法もあります。

自己受容に関する書籍・本

自己受容について、基本からその高め方までを体型立てて学ぶためには、良書を参考にする事をオススメします。

個人的には、自己受容を深める上で「自己評価メソッド」を非常にオススメします。

自己評価に関する書籍ではあり、ボリュームのある本ではありますが、順番に読み進め、そして、メソッドを粛々とこなしていく事で、一定の効果を実感できるようになります。

自己評価メソッド―自分とうまくつきあうための心理学

カウンセリングで自己受容感アップを手助けしてもらう

自己受容感については心理学に詳しい方の手助けがあると、非常にスムーズにスピーディーに進める事ができます。

中でも心理カウンセラーさんは、心理メソッドを用いて自己受容感を高める手助けをしてくださいますので、一度利用されてみてもいいかもしれません。

心理カウンセラーを利用する際のポイント

心理カウンセラーと一口に言っても、実に多種多様な方がいらっしゃいますし、スタイルの違いもあります。

簡単に言えば相性があります。

心理的な事には効果を実感するまでに時間を要しますので、相性が合う方を選ばないと、「なんか嫌だな・・・」と感じながらのカウンセリングになり、長続きしません。

必ず、このカウンセラーさん良いな・・・と思われる方を選ぶようにしてください。

今ならSNSやブログで情報発信されている方が多くいらっしゃいますので、比較的簡単に見つけやすいと思います。

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自己受容を高める方法のまとめ

自己受容とは何か、自己受容感を高める方法などを解説させて頂きました。

凄く簡単に言ってしまえば、ダメな自分を拒絶せずに受け容れてあげることを自己受容すると言い、その自己受容が出来ている度合いを高める事を自己受容感を高めると言います。

言葉にするととても簡単なのですが、ダメな自分を受け容れるというのは、言葉で説明するほど簡単ではなく、とても苦痛を伴います。

誰でも、自分がダメだと認めるのは辛く苦しいですからね。
無意識的に避けたくなるものですが、それを意識的に少しずつ受け容れていく事が自己受容感を高めるということです。

そして、お気づきかもしれませんが、自己受容を高めるとは自分を愛するという事でもあります。

ダメな自分、できない自分、できなかった自分が居ても、「いいよ、仕方がない」と受け入れてあげる。許してあげるというのが自己受容を高めるという事ですからね。

心理学者のエーリック・フロムは愛する事は技術だと言いました。
愛する事は技術なのだから、磨かないと使えないし、磨けばどんどん高める事ができるんだよと。

自己受容とは自分を愛する事であり、愛する事は技術なのですから、初めはうまくいなかくて当然で、でも何度も何度も実践するうちに磨かれて高まっていきます。

だから、少しずつでも良いので、トライしてみて欲しいな・・・と思います。