人間の根源的な2つの行動動機 【愛と怖れ】

心理理論
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愛と怖れについて

人間の行動の源泉となっているものは、愛と怖れであるという考え方があります。

感情的な動機が行動の理由になっていたとしても、その感情をさらに掘り進めていくと、それは必ず「愛」か「恐れ」に繋がっているというものです。

愛と怖れの提唱者

ドイツの心理学者であり精神学者でもあるエーリッヒ・フロムが、著書「愛するということ」の中で述べたことです。

愛と怖れの具体的な説明

エーリッヒ・フロムの提唱する、人間の行動の源泉となるのは「愛」か「恐れ」かのいずれかの動機に基づくものであるという考え方は、違う視点で述べた他の理論とも合致する点が多くあります。

例えば、怖れはニーズを生み出すという考え方があります。

「みすぼらしい恰好をしてバカにされたくない」と思うと、服装に気をつけたり、外出を控えたりするようになるかと思います。

この時、バカにされたくないという”怖れ”が、”良い服が欲しい”や”外出したくない”という欲望(ニーズ)を生み出しているという見方ができます。

そのため、心の中に怖れが多いほど欲望も多くなります。
その怖れを癒してくれるのは愛である。

だから、怖れから服が欲しいというニーズを抱いている方のために、服を作り提供することは愛の行動であるという見方ができます。

人間の全ての行動をそのようにひも解いていくと、愛か怖れによって成り立っているので、行動動機の源泉は「愛」か「恐れ」であるという考え方です。

愛と怖れについてのまとめ

人間の行動の動機は、愛と怖れである。
怖れはニーズを生み、そのニーズを満たし、怖れを癒すことができるのは愛である。

そして、幸せになるためには、愛を動機とした行動を増やす事がカギであるが、愛を動機とした行動は、練習によって習得し、高めていくスキルであるというのがエーリック・フロムの考え方です。

これは裏を返すと、人は怖れによって行動をするのが本能だという事でもあります。

だから、愛そうとする姿勢が大切だよって事でもあります。

この怖れと愛が行動の動機になっているのだという視点を持って世の中や人間関係を見ていくと、色々な事が見えてきますよ。

それは恐れているからなのか、愛からなのか。
恐れているとしたら、何を恐れているのか。どうすればその怖れを受け止めて、弱めることができるのだろうか?

そう考え続けることが、もう愛する練習にもなっていますしね。

是非あなたも取り入れてみてほしい考え方の1つです。

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