自分を褒める言葉を増やすためのたった1つのコツ

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自分を褒める

簡単なようでこれがとてつもなく難しい・・・と感じることが、褒め日記をつけて初めに味わえる成長なのかもしれません。

 

褒めるって意外と難しい。

でも、褒めるのがなぜ難しいのかをじっくりと考えてみて、見方を変えることで、一気に褒めるのが簡単になります。

逆に言えば、褒める言葉が出てこないときは、褒めるポイントを探す時の”順序”が間違っているのかもしれません。

※記事内容は執筆時点(修正時点)のものですので、ご了承ください。

褒めるのを難しくさせているポイント

なぜ褒めるのが難しいのか。
これは結果を褒めることを常識と考えてしまっているためです。

結果を褒めることも大切だと思います。
ただ、結果を褒めるというアクションを続けると、自分を追い込むことにもなるんじゃないかな?と思います。

良い結果は褒める。それなら悪い結果は?

いい結果が出た時に自分を褒める。
これは分かりやすいし、とても簡単です。

では、悪い結果が出た時には?
もしくは、良いも悪いも結果が出てないような中立の時には?

 

良い結果がでれば褒めるというパターンの裏には、悪い結果が出た時には褒めないというルールも隠れています。むしろ、悪い結果が出た時には自分自身を叱責するのではないでしょうか?

なんて自分はダメなんだ!と。

  • 時間に間に合った自分はすごい!
  • 自分に間に合わなかった自分は最低だ!

といった具合に。

 

それも時には必要かもしれませんが、失敗の度に自分を叱責していると事態はもっと最悪な方向へと進んでいきます。

悪い結果を叱責すると最終的な最適解は1つしかない

悪い結果が出て自分を叱責するようになる。
すると、反省して次回は繰り返さないように・・・と思うようにもなりますが、また失敗をしてしまうこともあれば、それでも望まない結果が出ることもあります。

 

そこでまた「なんて自分はダメなんだ・・・」を繰り返していると。

最後に取れる最適解は1つしかなくなってきます。

 

”何もしない”

 

これです。
もう頑張ることも、改善することも諦めよう。

自分はダメなんだ、自分はできないんだ。
結果がそれを証明したから、もうやめよう。

そんな結論に到達してしまいます。

 

失敗が多いのなら諦めるのは合理的な判断と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

結果はコントロールできないし、失敗のほうが多いのが当たり前

いかなることにおいても、結果を完全にコントロールするのは非常に難しいと思うのです。

 

スポーツの試合においても、結果を完全にコントロールできません。
ベストを尽くしても負けることはあります。

ビジネスでも、ベストの準備をしたけども望まない結果が出ることもあります。

 

結果は完全に支配できないことの1つなのに、結果によって自分自身への褒めや叱責が左右されるのは非合理的なことをしているということです。

 

加えて。
相対的に視れば失敗のほうが多いのが当たり前だと思います。

例えば、新しいスキルを学ぼうと思った時、初心者の段階では失敗の確率が高いのは当然です。それが初心者というものです。

 

でも、結果と自分自身の評価を結びつける癖がついていると、失敗が多い=才能がないとこじつけてしまうこともあります。

何かを始めるというのは、失敗が多い環境の中に飛び込むということを指しているのに、失敗が多いからダメだと結論付けるのなら、どんな挑戦もできなくなるし、どんな才能があっても花開くことはないってことです。

失敗は事象を検証するための情報の1つでしかなく、自分自身への評価でもなんでもないはずです。

自分自身を褒める時のポイント

自分自身を褒める時に、「結果」に焦点を当てないほうがいい。
それならどこに焦点を当てればいいのか。

 

それは、「行動」と「思い」です。
そこに焦点を当てると、褒めポイントは見つけやすくなります。

どういう事なのかを説明します。

行動と思いを褒める

褒める時には、大きく分けて次の3つの視点があると僕は考えています。

  • 思い … 行動に移す前の思考や行動へ移したとき動機
  • 行動 … 行動したこと、行動の内容
  • 結果 … 成功や失敗などの結果

この3つのいずれかに焦点を当てて褒めることになり、褒めるのが苦手な人は、結果に焦点を当てているためだと思います。

 

誰かの役に立ったから褒めるとか、望む結果が出たから褒めるとか。

そういう褒め方はストレートに褒めやすいですが、反動として、望まない結果が出た時に自分のせいだと追い込んでしまう部分があるし、そもそも結果を完全にはコントロールできません。

 

だから結果を褒めるというのは、褒め方としては良いやり方だとは思いません。

褒めるなら、”行動”と”思い”の部分です。

行動と背景の思いを褒める

行動と、その背景にある思いを見る。
ここを意識すれば、自分を褒めやすくなります。

 

例えば、仕事のスキルアップを目指して英会話の勉強を始めたとします。
この時に自身の英語力が低いので中学校英語の学習からスタートしたとします。

結果を褒めるがクセになっていると、中学校英語からの学習をスタートしたという結果を受けて、「なんで勉強してこなかったんだ」「そんなレベルからスタートしても意味ない」などの自分への叱責が浮かぶこともあるはずです。

 

そうじゃなくて、行動と思いを見てみる。

スキルアップしたいと思ったこと。
そのために英会話の勉強をするという行動を始めたこと。

この2点は、とても素晴らしいことだと思いませんか?
成長したいと思って、その思いに見合った行動を取ったのです。

素晴らしいですよね?

そして、中学英語の勉強を開始したという場面を、結果から切り取るのか、行動や思いから切り取るのかで、正反対の印象になりましたよね。

褒めるポイントがないってときは結果を見ているからで、行動や思いを見れば褒めポイントは見つけやすくなります。

結果がダメでも行動を褒めて良い

たとえ望まない結果が出たとしても、行動と思いに焦点をあててみると、それを褒めることができるケースはたくさんあります。

 

好きな人に思いを伝えて、フラれた。

結果重視なら、フラれるぐらいなら告白しないほうが良いと自分を叱責することになるかもしれません。

行動重視なら、思いを伝えようと勇気を出して行動したことは素晴らしい。結果は残念だけど、行動を起こしたことに自信を持っていい、となります。

結果重視か行動重視かで正反対ですよね。

 

遅刻をしたとしても、遅刻をしたからダメだと自分を責めることもできますし、遅刻をしたけど、1分でも早く到着するようにベストを尽くしたと行動を認めることができるかもしれません。

叱責するとすれば、遅刻をしたけどベストを尽くして行動しなかった場合です。

 

結果の如何に関係なく、どんな行動を、どんな思いで起こしているのかに焦点を当てれば、褒めるポイントは誰にでもたくさんあります。

結果は情報の1つ

結果は、情報の1つでしかありません。
”そのやり方、その思いではうまくいきませんよ”と伝えてくれているだけです。

行動を改めたり、練習して磨くためのキッカケにすれば良いだけです。

 

結果が求められる世の中で結果を情報の1つとして割り切るのは難しいとは思いますが、それでも無理やりにでも結果と自分自身の評価を安易に結び付けないこと。

結果は行動に対する情報でしかないという割り切りを持っていることが、長い目で見た時に、いい結果に繋がると僕は信じています。

というわけで・・・

褒める時のポイントについて書かせていただきました。

簡単にギュッとまとめると「結果に焦点を当てない。行動と思いに焦点を当てましょう」ってことです。

 

結果に焦点を当てると褒めるポイントよりも叱責するポイントがたくさん見つかるのが人間です。人間は不完全ですし、たいていの事は自分より優れている人が居るのですから。

だから、結果で褒める褒めないを決めない事。

行動や思いに焦点を当ててみる。
それが自分を褒めるポイントを見つける大きな手掛かりになりますよ。

是非試してみてください。

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