人はそう簡単には変えられない心理学的理由

管理人ブログ

人は変われないのはなぜか。

シンプルですが、なぜだか分からない疑問の1つではないでしょうか?

そんな疑問に対するシンプルな答えが「決定力! 正解を導く4つのプロセス」にありました。

そこに書かれていたのは、人が変われない心理的理由。

強力な心理的法則が働いているため、人は変われない。
よく「年を取るほど変われない」というが、その理由もそれで説明がつくぐらいに合理的な理由です。

面白かったので、紹介させてもらいます。

※記事内容は執筆時点(修正時点)のものですので、ご了承ください。

人はなかなか変われない理由

人が変われない大きな理由は次の2つの心理理論が強力に作用しているためです。

  • 単純接触効果:人は馴染みがある人やモノ、情景に親近感を覚える
  • 損失回避:人は損失を避けたいと強く思っている。

この2つの心理法則が強力に働くので、現状を維持したくなります。
これが”変われない理由”です。

馴染みがある状況や考え方を選ぶ

人は馴染みのある何かに親近感を覚え、その親近感が選択を左右することが多いというのが単純接触効果です。

この単純接触効果はあらゆる場面で見られます。

例えば、企業がCMを流す理由もこれです。
全く知らない商品よりも名前を聞いたことがある社名や商品のほうが親近感を覚えるのでそちらを選ぶということがあるためです。

また、も毎日顔を合せる人に親近感を覚えるのも単純接触効果です。

これと同じように、今の状況、今の考え方に馴染んでくると、その状況や考え方に親近感を覚えるようになり、慣れ親しんだ状況や考え方を選ぶようになります。

今までの積み上げを捨てたくない

今までの投資を無駄にしたくないという心理理論、損失回避の法則も人が変われない理由の根っこにあります。

プロスペクト理論とも言いますし、コンコルドの誤謬とも良い、今辞めると損が確定するが、続けると損は確定しないかもしれないと判断する心理理論です。

新しい考えを提案されても、その新しい考えを採用することで今まで積み上げてきた何かが無駄になるかもしれない。だから今までのままでいい。

自分自身を変えるということに置き換えると、自分の考えを捨てるということは、今までの自分が積み上げてきた何か(プライドとか)を捨てることになるので、そんなことをするぐらいなら今のままでいい。

これが自分を変えられない理由ともなっています。

つまり・・・

自分を変えられない理由は、既に心理学の理論で説明されています。
しかもその心理学理論は色々な分野でも活用されたり、多数の事例が見られている、実効性の高い理論です。

1つは馴染みを手放せないという理論。
1つは手放して損したくないという理論。

この2つの理論が強力にタッグを組んで、現状を維持しようとしています。

よく年齢を重ねると頑固になるとか頭が固くなるというのも直ぐにご理解頂けると思います。

年齢を重ねるということは、その考え方、その環境に長く慣れ親しんでいるということでもありますから、それを手放したくないという心理がより強く働くためです。

だから人間は変われないと結論付けてもいいのですが、逆に言えば、”今が良い”という考えは決して合理的ではないということでもあります。

一言で言えば、ただ単に馴染みを捨てて損したくないだけなのです。
言い方を変えると、馴染みをすてると損すると思い込んでいるのです。

それを踏まえて、一歩引いて自分を見つめる。
本当に自分は変わらないことを合理的だと思っているのか、変わるほうが良いのではないだろうか?

そんな視点を持つことができれば、状況にあって変化していけるようになるかもしれません。

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