本質的な人間関係の上下や強弱を決めている1つの要素

人は人の上に人を作らず。
そんな事を福沢諭吉先生は仰ってましたが、実際は人は人の上に人を作ったり、下に人を作ったりしていると思いませんか?

もちろん、僕も人間関係の上下や強弱を日々感じています。

あなたはいかがでしょうか?

この人間関係の上下や強弱。
何によって決定づけられているのかって事を考えた事はありますでしょうか?

どんな立場の人が人間関係では下になるのか、弱くなるのか。

そこのは1つの共通点がありますので、そこを意識するだけで、人間関係の構築や改善が少しラクチンになりますよ。

人間関係の上下や強弱を決めている要素

人間関係の上下、強弱を決めているのは何か。

それは「年齢」によるものだという考え方もありますし、組織の役職によるもという考え方もあるかもしれません。

それらも上下関係や強弱を決める要素ですが、もっともっと抽象的に、それらに共通する要素は何かという部分を掘り下げていくと、こうなるのではないでしょうか?

求めているのかどうか

これが人間関係の強弱、上下を決めているという見方で、改めて見直してみてください。

人間関係で下の立場に居る人、弱い立場に居る人は、「より多くを求める側」だという共通点がそこにはありませんか?

人間関係を決めるのは、”より求めているのか”どうかなのです。

例えば、次のような関係性でも人間関係を求めているのは”より求めている側”だという法則性が当てはまります。

親子関係

親子関係は、一番わかりやすい例と言えるかもしれません。

子供はできる事が非常に限られますから、親に多くのこと求めますよね?
子供は求める立場にいますので、親子関係における上下は、親が上で子供が下となります。

そして、親は子供の願いを叶えてあげようとして、子供の求める事を1つでも多く叶えてあげようとします。

求めることが多い、下の立場に居る存在の子供の願いを1つでも多く叶えてあげようとする姿は、まさに愛するという姿でもあります。

上司と部下

上司と部下は、その多くは社内の事情、取引先との事情、商品に関する知識など全てにおいて上司に一日の長があります。

(いや、そうとも限らないぞ!というイライラは、今は置いといてくださいね)

仕事のあらゆる場面において、部下は上司に教えを請う立場にありますので、部下は求める側にいると表現できますよね?

これは上司と部下に限らず、師匠と弟子もそうですし、先輩と後輩もそうです。

恋人関係・友達関係

恋人関係や友達関係は、本来はイーブンな関係性であると思うのですが、ふとした時にその関係性に上下関係が生まれることがあります。

例えば、恋人関係なら、別れ話が出た瞬間に、相手により多くの事を求める側が別れを拒むことになります。

そして、別れずに関係を継続することになったとしても、相手に多くを求める側が弱い立場となります。(つまり恋人に依存する状態になります)

本来イーブンな関係であるはずの関係性も、ふとした事がキッカケで上下関係が生まれる事があり、その上下関係は相手により多く求める側が下の立場になります。

人間関係の上下関係の中で起きるトラブル

人間関係の中で起きるトラブル。

喧嘩をするとか、疎遠になるとか、何かイライラするとか・・・人間関係の中であなたが感じる不快な想いの原因は人間関係の上下関係にあるという見方もできます。

というのも、です。
多分想像して頂くと、一瞬でイラッとすると思うのですが・・・。

あなたの中で、あなたが世話をしている誰か、面倒を見ている誰かを想像してみてください。

後輩や、部下、近所の年下の子供でも結構です。
その想像した誰かに命令されたら、ムカっときませんか?

大抵の場合は、ムカッと来ます。
本来求める側の人が、命令をする立場に行くとムカッとくるんです。

本来の上下関係から外れて、それを逆転させるような言動は相手をイラつかせます。

そりゃそうだろ!って思われるかもしれませんが、意外と知らず知らずのうちにそういうことをしてしまい、相手を不快にさせている事があります。

例えば、こんな場面。

復縁を求めるということ

別れてしまった恋人に、復縁を願い出るということ。
これそのものは、よくある光景の1つですし、相手も不快になる事はありません。

問題は、復縁を求めている側が、相手をコントロールしようとしてテクニックに走り出したときです。

復縁をしたいから、復縁をしたくないと思っているあの人の気持ちを強引に変える方法を求め、それを使おうとする。

求める側が、相手に間接的に指示を出そうとしているという構図になりますので、相手はムカッときたり、イライラしたりで、その復縁の可能性が消えていきます。

介護を求める親子関係

親が年齢を重ねて、子供に介護などの世話を申し出るということ。

これは、求める側が親ですので、関係性としては親の方が下の立場に居るという見方ができます。

親は子供に介護を求める立場にありますが、親子関係の延長で、子供に対して「子は親の面倒を見て当然だ!」と言ってしまうと、そこでトラブルになるのは想像しやすいのではないでしょうか?

この場面での子供は、親から”求められている”ので上の立場です。
なのに、下の立場である親から命令されるので、不快な気持ちになるのは当然です。

介護の問題は全国民に関係のある、正面から取り組むべき大きな課題ではありますが、”求める側が当然と思っていること”を一度整理することが大切だと僕は思っています。

人間関係に強い自分になるには

人間関係の上限関係は、求める側なのかどうかが一つの分岐点であり、そうだとする身近な例があなたの中でもいくつか思い浮かんだのではないでしょうか?

それはどのような事でしょうか?

人間関係は求める側が弱い立場であり、下の立場になります。
もちろん、それは決して悪い事ではありません。

求める側というのはそういう事なのであるという一つの事実にすぎません。

ただ、自分がいつも求める側に居て、そこから全く動けないような状況や環境が身近にあるのなら、それは変えてみたほうが良いと思うのです。

それは、錯覚でもありますし、それはあなたの内面にある弱点でもありますし、それはあなたのマイナスの自己暗示にかけてしまう恐れもあります。

例えば、あなたは苦手としているけど、どうしても切れない友達関係があるとしたら、それは誰との関係でしょうか?

なぜその人との関係は切れないのでしょうか?

そこには、切ると困る事がある何かがそこにあるからだと思うのです。
だから、苦手で切りたいのに、切りたくても切れないままで居るのです。

つまり、あなたの中にある弱点がその人との関係性を切れないものにしていて、その人との関係性が切れない理由を考えて、自分にそう言い聞かせてもいるはずです。

「自分が我慢をすればいいんだ」とか「自分は高望みしているだけかもしれない」など、そういった自己暗示をかけて、我慢ばかりする自分を作っていると思うのです。

みんながみんな、強いわけではありません。
求めなくてはいけない時もあります。

ただ、いつも下の立場、いつも弱い立場に自分が居ると思うのなら、自分がその関係性の中で何を求めているのかを自覚してみることから始めてみてください。

自分が何を求めているのかが分かると、それはその関係性の中でしか得られないのか?自分はそれが本当に必要なのか?と、自問自答をして、関係性を修正していくことができます。

ちょっと駆け足感がある記事で、詰め込み過ぎたかな・・・とか思ってますが、”人間関係は求める側が下に行く”という原則を意識してもらうと、人間関係の中で起きる心理的変化をとらえやすくなりますよ。

そんなことをお伝えしたくて書かせて頂きました。

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