問題や苦労を探してしまう自分自身と上手く付き合おう

幸せになりたいな・・・。
これは誰もが意識的にも無意識的にも思っている事だと思うのです。

きっとあなたも心のどこかではそう思っていると思いますし、僕も心のどこかではそう思っています。

では、幸せを感じる瞬間ってどのような瞬間でしょうか?

幸せを感じるためには、その”幸せと感じる瞬間を増やすこと”が不可欠ではありますが、それってどんな瞬間なのか。

そこから逆算的に、今あなたの目の前にある悩みについて違うアプローチで光を当ててみたいなと思います。

ギャップがあるから幸せを感じる

どんな時、どのような事に幸せと感じるのかは、人それぞれ違うかもしれません。

ただ、”幸せ”を感じるためには困難が必要だという考え方があります。

例えば、心理学理論のゲインロス効果などは、それを端的に表しています。

苦労があって、苦労に見合った報酬がある。
そのふり幅が大きいほど、強烈に心は揺さぶられるというものです。

すごく頑張って辛い思いを乗り越えて仕事をして、それに見合う対価を給料という形で頂けた。

やった!すごく頑張った!!という達成感や満足感が幸せにつながります。

幸せというものは日常化してしまうと感じられないのです。

非日常だから幸せを感じられる

僕たちが日常の中で当たり前だと思っていること。
その多くは、実は当たり前でもなんでもありません。

今までの多くの人の積み重ねがあってこそ実現できているものばかりです。

例えば「衛生的で美味しいご飯を食べられる事」。
日本に居ると当たり前だと思っているようなことですが、当たり前でもなんでもありません。

衛生管理、品質管理を徹底した挙句に実現できることで、それらを実現するには、本当に多くの苦労や気遣いがそこにあります。

でも、それが日常的になってしまうと、そんな事を考えなくなります。

「衛生的で美味しいご飯を食べられる事」は本当に幸せな事なのに、それが日常的になってしまっていると、その幸せを意識できなくなります。

でも、幸せになりたくないわけではありません。
幸せになりたいと願っています。

では、どうすれば幸せを実感できるのか・・・。

幸せを感じるために不可欠な要素

幸せを感じるために欠かせないのが”苦労”なんです。
カベと言ってもいいですし、悩みと言ってもいいかもしれません。

例えば、大好きな人がいるとします。
片思いの真っ最中だけど、もうその人を見るだけで、心臓の鼓動が早くなり、ずっと見ているとバレるかもしれないのに、その人から目が離せない。

少しでも良いから話したいけど、どうやら、その人は自分には興味がないらしい。

そんな状況の中で、もしデートに行けるような展開が起きたらどうでしょう?
もし、付き合えたりしたら?

嬉しいですよね?
ベタにやったー!って飛び上がって喜ぶと思うのです。

ヤキモキの量が大きければ大きいほど、その喜びも大きいはずですし、それは想像がつきますよね?

他にも、そういう事例はたくさんあります。

ちょっと違った角度でいえば、不倫も、禁じられているという”壁”があるのに、その壁を越えてまで求めあう喜びが強烈な刺激となっています。

苦労して達成すると、幸せを実感できるように僕たちは作られています。

幸せを実感するために問題や苦労を創り出す

幸せを実感するためには、苦労が必要だということ。

それをここまで読んで頂いて「じゃあ、苦労しろってこと?」って思われたかもしれませんが、それは半分正解です。

達成した目標や、実現したい夢があるのなら、そこに向かうほうが幸せになれます。
なぜなら、その道中では必ず苦労しますし、実現した時の喜びは人生の中でも屈指のものだと思います。

幸せを実感するために苦労は欠かせないのですから、苦労は喜んで引き受けましょう!って事になります。

ただ、本当に言いたいのはそこじゃないのです。

僕たちは幸せを実感するために、苦労や悩みが必要だということを本能的に知っています。

だから、幸せを実感するために、苦労や悩みを自作自演してしまう事があります。

そこに悩んだり、その苦労をしなくてもいいのに、幸せの刺激を求めて敢えてそちらに向かって行ってしまう事があります。

上手くいっている事があると、急に冷めたり、急に飽きる。

今の恋愛がうまくいっているけど、特に問題もない。悩みもない。
だから、なんかつまらないな・・・と思い始める。

他に良い恋愛があるんじゃないかな・・・と、他の恋愛を探し始める。
そして、頑張ってみようかなと思える相手が居たらトライする。

頑張って頑張って、なんとか付き合えた時に幸せのピーク。

時間が経つと、何も悩みも問題もない現状に不満を感じて、他の恋愛を求めて・・・とループする。

そんな風に、幸せを感じたいがために、あえて悩みや問題を作ろうとしてしまう事があります。

恋愛だけではありませんよ。

仕事でも人間関係でも、問題や悩みを作らなくてもいいし、自分が関わらなくてもいいのに、あえて問題や悩みの中に入っていこうとする。

達成感や満足感という幸せを味わうために問題や悩みの中に飛び込む。
そんな人がいます。

もしあなたも心当たりがあるのなら、一歩引いてみて、こんな事を考えてみて欲しいな・・・と思います。

悩みや問題がなくなる事が一番の問題と思っているかもしれませんよ

悩みや問題がない状態になった時。
そんな瞬間も、好きだな・・・と思える自分がいるとしたら、それはなぜでしょう?

お金も仕事も健康も恋愛も、全てにおいて悩みも問題もない。

もしかしたら、「つまらないな・・・」と思うかもしれません。
つまらないな・・・と思うから、問題や悩みを自作自演で創り出して、毎日を退屈しないようにしているのかもしれませんよね。

もしかしたら、「自分って必要かな・・・」と思うかもしれません。

悩みや問題がなくなった状態の自分をイメージしても、あまりワクワクしない。

むしろ、そうなりたくないと感じる何かがよぎるのなら、それを避けるために、悩みや問題を集めてしまっているのかもしれませんよ。

悩みや問題に意識を傾けている間は、それを考えなくても良いですからね。

悩みや問題を、本当の悩みや問題を隠す蓋として使っているだけなのかもしれませんよ。

タイトルとURLをコピーしました